反ナチスの学生運動「白バラ」の主要メンバーであったゾフィー・ショル。今年生誕100年を迎え、ドイツで再評価が進んでいるとの記事をWebで目にしました。
ウチの在庫にも確か何かあったような・・・と探してみたところ、1冊発見。
「白バラは散らず」インゲ・ショル/内垣啓一訳
白バラ運動の主要メンバー、ハンス・ゾフィー兄弟の姉インゲによる弟妹の思い出に、当時の反戦・反ナチスのビラの文面が添えられています。
150頁ほどの薄い本です。運動が始まったのち、あっという間に逮捕・処刑されてしまいます。淡々とした描写が、若々しい正義感をより際立たせています。