弊店はまだ開店してから2年も経っていないので、この手がつかえるのは大分先ではありますが。

「ちょうど一冊だけ、二十年前からずっと置いてあったのですが、あいにく昨日売れてしまったところなんですよ。また十年ばかりしたら、寄ってみてくださいまし」ー年老いた古本屋の主人ー

本編は眠りと夢をめぐる奇想天外なドタバタ喜劇。

「眠りの帝国」ヘンリ・フレデリック・ブラン/石井啓子訳