本は重いのです。

市販の高さが調整できるタイプは便利なのですが、棚板の両端の保持構造が実質固定されない単純支持なので、固定端にくらべるとどうしてもたわみやすく、長期で荷重がかかると変形していきます。

こっちが正しい組み立て状態です

というわけで、棚板を定期的に上下ひっくり返してます(たまに前後も)。オープンから半年おきぐらいのペースで作業しています。金具や受け穴の変形がちょっと心配でしたが、今のところ顕著な影響はなさそうです。地震も震度2くらいまでなら棚板ずれもありませんでした。まあ本が重しになってますからね。

試しに材力の梁強度の計算ができるHPで調べたところ、両端固定→単純支持でたわみ量が3倍~4倍になるようです。荷重直後のたわみは理論値でせいぜい10μm程度ですが、何か月も荷重がかかりっぱなしだとやはり変形が残るようで。

自作の棚は棚幅を短くして両端をコードスレッド打ち込んで固定にしているので、まあ見た目にわかるほど変形することはないと思いますが、もう少し時間がたってみないと分からないところです。

最悪まるごとひっくり返そうか?