既にSNSで報告済みですが、夏休みの工作として前々から検討していた入口脇の絵本用棚の作成を行いました。大分前からアイディア自体は温めていたのですが、ようやく重い腰を上げた次第。

まず現況スペースを測定の上、大まかなサイズと組み方を決めます。大判の絵本を収納したいので一段の高さは350mm~400mm、これだと3段組むと大分高くなるので2段まで。幅と奥行きは余裕を持って取りたいですが、右脇の本棚の端があまり窮屈にならない範囲で収めたい。

色々加味して、大体一棚400×400を2×2段、奥行きも350~400弱くらいとあたりを付けます。組み立ては基本コードスレッドでがっちり固定したいところですが、十字部などはビスが片側しか打てなくなるので一部(苦手な)ダボ組をすることにして、各板のサイズ感決定。板厚はこの時点では12㎜程度でも行けるか?と考えていました。

次はホームセンターに行って材料の選定です。価格と素材をサイズを一通り確認します。内装用のベニヤ板やコンパネ材を使えると安いのですが、加工は集成材を使ってしまった方が反り等も少なく圧倒的に楽です。一旦帰ってお値段と板取の検討です。概ね約1800x900から切り出すことになるので、この時にサイズも微調整します。

ちょうどパイン集成材の1830×900のt18をセールしていたので、作業効率も加味してこちらをメインで作成することにします。厚み18㎜も要らないかなと思ってましたが、組んでみたらこちらで正解でした。ホームセンターでカットもしてもうためカット図面を作成。できるだけ余りが少なくなるよう、また加工順序も少し頭の端に置いて、同じ寸法の板が連続・同時にカットできて加工精度が出しやすいよう配置します。

カットしてもらった材料と、工具諸々お店に持ち込んで組み立てです。いつも組み立て後に塗装しているのですが、今回は板の状態で先にステイン塗りました。いつものWatcoではなく、アサヒペンの「Wood Gel Stain」という商品を使っています。ワトコは仕上がりの質感はいいんですが、とにかく乾くのが遅いのが難点。

組み立ては何時もの通りですね。ボンドで仮止めして、下穴あけてビス打ちです。

苦手なダボ組も何とかなって、割とあっさり組みあがりました。写真ではまだ中板の側面塗り忘れてますね。この後もう一度表面を紙やすりで磨いて、仕上げにもう一層コートしています。

完成!!

ホントは背板を付けたほうが剛性上がってよいのですが、窓際の棚なので軽さ優先。

外からの見せ方はもう一工夫欲しいですね。要検討です。

もともと置いてあった机は中央に。収まりきるかちょっと心配だったのですが、奥の棚を移動してなんとかなりました。

少しフライヤーの置き場所が狭くなりましたが、絵本の収納容量もだいぶ増えました。ついでに端材でブックエンドも作成して、店長の夏休み工作終了です。