先日紹介したユアグローの最新短篇集が出ているのを知り、取り寄せてみました。

タイトルが示唆する通り、新型コロナウイルスの影響でロックダウンしたニューヨークから、バリー・ユアグローが柴田元幸に送った12の超短篇を、柴田元幸訳で小冊子にまとめたもの。

いつもは暗示するものが必ずしも明確にわからないユアグローの短編ですが、世界同時進行の現在のコロナ下のもと、一篇一篇がより心に迫ってくるものになっています。

出版元はignition gallery 。ジェームス・ロバートソンの短編のトートバック、素敵だな・・・

「ボッティチェリ 疫病の時代の寓話」バリー・ユアグロー/柴田元幸訳