フェルメールを題材にした小説を2冊。一瞬早川の単行本を新訳でUブックスにしたのかと思いましたが、よく見たら著者が違いました。

「真珠の耳飾りの少女」が有名な表紙の絵のモデルとなった少女の物語なのに対し、「ヒヤシンス・ブルーの少女」は、フェルメールの未発見作品とされる絵にまつわる連作短篇集。どちらも映像化されています。

「真珠の耳飾りの少女」トレイシー・シュヴァリエ/木下哲夫訳

「ヒヤシンス・ブルーの少女」スーザン・ヴリーランド/長野きよみ訳