先日読んだ一冊(右)ラヴクラフトの短編をベースに、ラヴクラフト的でありながら新しい物語を紡ぎだした佳作。左は元となった「レッド・フックの恐怖」が掲載されている創元推理文庫のラヴクラフト全集第5巻。

著者ヴィクター・ラヴァルの作品はまだ邦訳が本作しかないようなので、この一冊を機に他の作品も翻訳されることを期待したい。