以前作った段ボールのブックスタンドは、構造上どうしても背が高くなるので、ワイヤータイプを自作できないかとチャレンジしてみました。
お手本はこちら。商品ディスプレイなどでよく見かけるやつですね。
![](https://i0.wp.com/wagtailbooks.com/wp-content/uploads/2021/02/bookstand.jpg?resize=620%2C620&ssl=1)
調節機能をなくして、一本から折り曲げで作るシンプルな形で設定。寸法関係はこんなかんじ。ABSのパイプは端面隠しと滑り止め。塩ビパイプみたいなのを想定していたのですが、近くのホームセンターには内径2㎜の細くて柔らかいパイプが見当たらず、透明のABSパイプになりました。
![設計図](https://i0.wp.com/wagtailbooks.com/wp-content/uploads/2021/02/wirestand_3.jpg?resize=620%2C620&ssl=1)
寸法で若干試行錯誤しましたが、一応それっぽくなりました。
![スタンドに本](https://i0.wp.com/wagtailbooks.com/wp-content/uploads/2021/02/wirestand_2.jpg?resize=620%2C620&ssl=1)
当初もう少し太い針金orステンレス線でないと本を乗せた時にヘタるかと心配しましたが(見本は直径2.7の鉄線でした)、文庫~四六版くらいまでは十分耐えられそうです。しばらく乗せておいて、変形しないか要確認です。
(両手ふさがるので写真がありませんが)切り出した針金をまっすぐにするのに、片側万力で押さえた状態で、ペンチで逆の端をつかんで捩じるのですが、これが非常に硬い。今回直径2mmの鉄線を使用しましたが、3mmやステンレス線では手で作業できないかも。(Webで調べたページでは電ドラにつないで回してました)
むしろ文庫用なら3㎜くらいのアルミ線でも行けそうなので、小さい奴はそっちを試してみようかな。