チェコからフランスに亡命し、以降フランス語で小説を書いたミラン・クンデラの初期作品。もともと1973年にチェコ語で書かれたのですが、1986年に本人がフランス語で書き直しています。そんな事情もあって日本での紹介は遅かったとか。

小さな温泉町、8人の男女が織りなす5日間の物語。クンデラはユーモアに溢れる小説だといっていますが、現代では冗談で済まされないかも?