キング牧師がノーベル平和賞を受賞した1964年に出版された本書には、依然として根深い人種差別に対する激情が込められた戯曲が2つ収められています。

会話の言葉遣いは少し読みづらいところがありますが、煽るようにたたきつけられるセリフは迫力十分。

リロイ・ジョーンズ(その後アミリ・バラカと名前を変えたそうです)は音楽に関する著作も多く残しています。「ブルース・ピープル」はピーター・バラカンが良書と褒めていたそうなので、こちらも興味が沸きます。