英国ブレア政権時代のブレーンだった社会学者、アンソニー・ギデンズ。当時のサッチャリズムに代表される新自由主義に対抗する政治目標としてブレア首相が掲げた「第三の道」の論理的骨子を担った人物です。

どちらも20年以上前の本ですが、あのころグローバリゼーションが引き起こすと思い描いていたものと、実際に起こったことを突き合わせてみるのは、単なる答え合わせ以上の価値があると思いますよ。