先日お知らせしたオンライン講演の準備で、ネタ探しに神奈川組合史を読んでおります。

これが明治期の横浜から書き起こしてある労作で、大変面白い。当時の古物商は盗人と同列扱いで、そこから古物商の登録制度ができてきたのがわかります。

当時の古書店主へのアンケートも興味深く、自分が開業しようとした頃に考えたようなことが沢山書いてあり、皆似たようなことで悩んでいるなあと親近感がわきます。

ただ、ちょっと内容がディープなので、講演に使えるネタは少ないかも?

なお、当店の本書は売り物ではないのであしからず。(日本の古本屋にはいくつか出品されていたので、興味のある方はそちらを)