つい最近まで食器用洗剤はすべて中性洗剤だと思っていたのですが、よくよく見ると弱アルカリ・弱酸性・中性と3種類あるのを知りました。
本の汚れ落としにキュキュットを薄めたものを使っていたのですが、これは弱酸性。手肌は弱酸性なので、手荒れしにくいためなんですね。では弱アルカリ・中性だとヨゴレ落ちに差がでるのだろうか?と気になってきたので、色々実験中です。
というわけで、ドラッグストアでpH別に台所洗剤各種購入。洗剤のほかに、これも前から気になっていたシミ抜き系の洗剤で油じみ・ヤケが改善するのかを合わせて試してみることに。(ベンゼンも欲しかったのですが近所のドラッグストアには置いてなかったので次回に持ち越し)塩素系漂白剤も取り扱いに気を遣うので今回はパス。
まずはタバコのヤニで黄色くなった表紙カバーで拭きとり比較。
弱アルカリが有利かと思いきや、ヤニ汚れには中性表記のMagica除菌+が一番ヨゴレ落ちが良い結果に。
次は色落ち実験。比較的印刷が弱い新潮文庫の表紙カバーのうち、色落ちのわかりやすそうな谷崎の真っ赤なカバーを使用。
写真だと少しわかりにくいですが、弱アルカリのJoyの色落ちが強く、中性のMagicaが落ちにくいという結果に。
今までキュキュットで特に不満はなかったのですが、この結果だとMagicaに乗り換えたほうが作業効率が上がるかも。
最後にスナック菓子の油じみでシミ抜き効果確認。シミとりレスキュー、ワイドハイターEXとも、それほど効果なし。布と違い、大量に浸すわけにもいかないので、こちらはやはり下手に手出ししないほうがよさそう。
もうしばらく実際に清掃しながら、比較してみる予定です。