文庫ミステリをせっせと整理していたら、刑事マルティン・ベックシリーズが10巻揃ったことが判明しました。

スウェーデンのマイ・シューヴァルとペール・ヴァールーの共作となる本シリーズ、いま棚にあるのはすべて英語から重訳された旧訳版になります。

柳沢由美子さんがスウェーデン語から直訳した新訳版(角川文庫)があるのですが、残念ながら5巻目の「消えた消防車」までで止まってしまった模様です。

1970年代の出版なので状態は少し悪いですが、北欧ミステリの元祖といわれる本作、秋の読書に如何でしょう。