ソ連スターリン時代の前衛作家、ダニイル・ハルムスの短篇集。代表作である短篇集「出来事」30編に加え、訳者選出の38編を収録。長くて数頁のごく短い短編と、何篇かごとに背景説明のコラムが挟まる新設設計です。

独特のユーモアは楽しめる人を少し選びそうですが、ナンセンス系のお笑いが好きな人は大体ツボなのでは。

翻訳は、増本浩子、ヴァレリー・グレチェコ。