小説家としてだけでなく、フェミニストとしての発言も注目されているC.N.アディーチェの日本独自編纂の短篇集。表題は「なにかが首のまわりに」の初期バージョン。河出文庫になっている「なにかが首のまわりに」に収録された表題作と読み比べるのも一興です。但し本作収録10篇のうち5篇が重複しているのでご注意を。