当店の面展ディスプレイ用のブックスタンドは、7割ほどが段ボールで合間合間に作ったものです。時々でデザインがちょっと違うのですが、リクエストがあったので最近作ったパターンの簡単な展開図を描いてみました。

想定している本のサイズは文庫~単行本(ソフトカバー)です。四六判でもギリギリ倒れないかな?

3~4mm厚の段ボールを想定しています。土台をぐるっと丸めて貼り代で固定(両面テープなどで十分)、板厚を利用して背当てを木工用ボンドで貼って完成です。ポイントは受け面が直角になるよう、土台の作図時に参画定規などできちんと角度を出しておくことでしょうか。なお一部抜け寸ありますが、そこは推測で補える範囲ということで。

ダンボールの目は、強度考えると土台は折線と平行にしたいところですが、実は直交させた方がカチッと作れます。どちらでも今のところ店の奴はヘタってないので、お好きな方で。

手前に段ボールの断面が見えるのが嫌な人は、背板に折りを追加するとか、化粧紙をはるとか、適宜工夫してくださいね。

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ちなみに作図は使い慣れているPowerPointの描画ツールを駆使。単純形状じゃないところをどうやって描くか少し悩みました。パズル解いてる気分。

この手のちょっとした作図用の軽いソフトが前から欲しいんですが、、、何かいいのないものか。1H弱で描けましたが、このレベルだと手描きのほうが早いかも。