タイトルをみて、東南アジアには猛毒のグリーンスネークと呼ばれている蛇を思い出しました。子供時代住んでいたマレーシアでは、これを見かけると皆で石を投げて殺していたもんです。(現地の人がですよ。)

タイの作家ウィモン・サイニムヌアンは、仏教をテーマにした小説を多く執筆している現代作家。本作は1984年(原著)に執筆された最初の長編小説で、農村の生活と寺院・仏教の関わりが(批判的に)描かれています。