住んでいて常々思うのですが、横濱という街は観光資源に恵まれているのに、使いこなせていななあと感じます。他の地域は上手に足元から盛り上げているのに、どうも東京に近いせいか大型投資に傾きがちな印象で、だからカジノなんて話もでてきてしまうんでしょうか。

ヨコハマ・シティブランディングマガジンと銘打った小冊子、PeRRYは、そんな横浜の見逃されがちな良いところを通好みな目線で拾い上げています。

今回入荷したのは3号と4号。3号は横浜東口のポートサイド特集。「アート&デザインの街」のコンセプトのもと、近年急速に整備されたこのエリアの開発経緯をひも解いています。本冊子片手にお散歩するのも楽しそう。

4号はかつて横浜にあった花火の製造会社、平山煙火製造所特集です。当時の花火の型録(カタログ)が多数掲載されています。

どちらも雑誌の紙や構成に遊び心が満載ですよ。

現在5号まで発刊されているので、そのうち他のバックナンバーも入手したいところです。