古い書籍の表紙カバーは、どうしても劣化して割れたり破れたりしていることがあります。小さな切れ目などはテープで補修できますが、欠損部がある場合は紙を足して補修するか、もうカバーそのものは諦めるか悩ましいところ。

今回は補修するのではなく、傷んだカバーをスキャンして新しいものを作成するのに挑戦してみました。

上がオリジナルの表紙カバー、下がスキャンしてA3で出力しなおしたもの。印刷範囲の考慮を忘れたので上に白い帯ができていたり、印刷がちょっと薄かったりともう少し追い込み余地はありますが、余り手をかけてもアレなので、これくらいは気にしないことにします。

キャンペーン中の文庫のように2重カバーにして完成。

A3カラーが刷れるプリンターが家庭にある人は少ないとは思いますが、コンビニの複合機なら大版サイズのスキャン・出力ができますし、意外と簡単にできますよ。