神奈川近代文学館で開催中の吉田健一展に先日ようやく足を運びました。吉田健一は吉田茂元首相の長男で、英文学の批評・翻訳を多数行い、評論・小説でも多くの作品を残しています。

展示で来歴を追って、物語の登場人物のような経歴に嘆息。同時代の作家との交流も興味深いものでした。

というわけで、いまエッセイ集「酒談義」を読んでいます。どうやら私はまだ酒飲みの入口にも立っていなかったようで・・・