なのですが、意味を失ってXXXシュタインと姓や名称の後ろにつけることも多いそうです。アインシュタインとかノイシュバンシュタインとか。

デカメロンや千一夜物語のように、語り手が寓話を披露していくスタイルで、14世紀チェコの雰囲気をよく伝える一冊です。表紙デザインをみると幻想・怪奇小説の類に思われそうですが、奇想譚というよりはもう少しおとぎ話寄りですよ(子供向けではないですが)

「カールシュタイン城夜話」フランティシェク・クプカ/山口巌訳