犬と世界のはてまで、と聞いて心温まる旅路を想像したら大間違いです。たどりつくはても涯なら、飼い主も大概だし、なんなら犬もえらいことになってます。異色作家短篇集に含めたい一冊。

「世界の涯まで犬たちと」アーサー・ブラッドフォード/小川隆訳